全建愛知(全愛知建設労働組合)は、愛知県に住んでいる(働いている)建設労働者・職人が作った組合です。1972年(昭和47年)78人で発足。建設労働者・職人の健康、生活、仕事を守るため団結と運動を通じ、「数は力」を合い言葉に仲間を増やし、現在1万5,000人を超える愛知県で一番大きな建設組合に成長しました。
全建愛知では、おおむね行政区ごと、地域ごとに支部を構成しています。各支部では独自の行事に取り組み、組合員同士の交流を深めて仲間作りを進めています。また、組合の様々な活動、要求実現への運動に取り組み、団結を強めています。
私たち全建愛知の上部団体であります全建総連(全国建設労働組合総連合)61万1,000人は、日本の労働組合の中でUAゼンセン・自動車総連・自治労に次いで4番目に大きい組織に位置しています。組織が大きければ、国や行政・各業界・地域などに多大な影響力を持ちます。私たち建設職人の一人ひとりの小さな声が、国をも動かす大きな声になるよう、組織部は仲間を増やす運動、組織拡大に取り組んでいます。
(1)仲間を増やし、組合を知ってもらう(組織拡大)
国内における建設業就業者数は、483万人(令和5年※1)です。全建総連傘下の組合員は、61万1,000人で13%程の組織率です。そこで、組合を知ってもらい、もっと仲間を増やすため、組織拡大行動を行っています。
※1 総務省が発表した労働力調査より
(2)仲間との交流を深める
青年部
40歳以下の男女組合員で構成される青年部は、各種レクリエーションをはじめ、技術技能の講習(青年技能競技大会)、研修会などを通じて仲間づくりと団結を高め、組合運動の先頭に立って、いきいきと活動しています。
主婦の会
暮らしのことやお父さんの仕事、子供たちのことを話し合い、組合運動を助けるために力を合わせて活動しています。また、日帰り研修会や学習会、講習会など、活発に取り組んでいます。
シニア倶楽部
私たち、シニア倶楽部は、75歳以上の組合員で構成されています。
シニア倶楽部は、組合員同士の交流の場として、研修会などを通じ、お互いの親睦を深めることを目的としています。また、建築技術伝承のため、長年培った技術を活かし、後進の技術指導にも協力していきます。
苦しいときも仲間同士、助け合い・協力し合いながら、元気に活動していきます。
今後も、健康を第一に生涯現役の建築職人として活躍できるよう、日々励んでいきます。