木造住宅建築の担い手である技能者の労働力不足が深刻化し、若年労働者の減少と高齢化が進んでいます。在来木造住宅に対する消費者の支持は高いものがありますが、この支持に応えていける供給能力を将来も維持出来るかどうかについては、疑問視されています。そのため技対部では、組合員を対象とした講習会や見学会等を開催しています。
(1)全国青年技能競技大会
毎年9月に開催される「全国青年技能競技大会」に青年組合員が全国から集まり、技術技能を競い合います。競技課題は『四方転び踏み台』で全建愛知も事前に講習会を開催しています。
(2)技術研修会
伝統的な技術・技能の修得を目的とした「技術研修会」を開催しています。
(3)資格取得講習会
私たちが必要とする各種資格を、ご案内しています。各資格等試験の実施は、特定の団体のみが行うことができ、ダイレクトメールや電話による勧誘は行っていません。ゼミ屋・講習屋と呼ばれる団体が、紛らわしい名前・国家資格に似せた称号を使い暗躍しています。ご注意ください。
(4)あいち技能プラザ
広く一般の方々に、技能についての認識を深めていただくために、愛知県技能士会が主催する「あいち技能プラザ」に出展しています。
(5)技能功労者表彰
名古屋市では毎年11月23日の勤労感謝の日に、市内在住の60歳以上で技術・技能職に30年以上従事されている方に対して『技能功労者表彰式』を開催しています。全建愛知でも毎年、組合員さんを推薦し表彰されています。