組織拡大出陣式開催【14.10.07】

めざせ13,000人の組合を

執行委員長 横山 貢
 今年も、秋の組織拡大強化月間が設定されました。
 
 この4年間、減少を続けてきましたが5年ぶりに増員に転じました。
 
 これは各支部の皆様による日頃の組織拡大行動の奮闘の結果と、あらためて感謝申し上げます。

 全建総連では賃金・単価引き上げ、社会保険未加入対策の取り組みに重点を置き運動を行っています。
 
 技能労働者の処遇改善に向けて、2年連続して引き上げられた設計労務単価と法定福利費の確保は、国と建設業界をあげて取り組む情勢ですが、いっこうに効果が見えてきていません。「賃金を上げてほしい」「仕事がほしい」「若者が育つ夢のある建設産業を」など仲間の切実な願いを実現していくためには組織拡大が必要です。

 「数は力」を実践し要求実現へとつなげていくのです。

 組織の強化、拡大を進めていくためには、役員、幹部はもちろん、組合員1人ひとりが「組合がなぜ必要なのか」と、自覚を高め、自信を持って運動に取り組み、拡大行動では組合パンフレットを渡して終わりではなく「自分の言葉で組合を語れる」組合員に成長して頂きたい。

 そのためには支部学習会が欠かせません。

 中建国保の魅力、組合共済制度の魅力、市町村国保にはない「傷病手当制度」、労災保険(上乗せ保険給付)等、数ある組合メリットを理解し、それを組合員さんの顔を見て伝えよう。

 そして「1人が1人のご紹介を」頂けるように頑張りましょう。

 「めざせ13,000人の組合を」

全力で拡大に取り組もう

団結ガンバロー
 8月31日(日)午後1時30分から全建愛知会館で27支部参加のもと、総勢69名にて、全建愛知組織拡大出陣式が開催されました。

 はじめに近藤組織部長より『第41期は1年間で66名の増加となり5年振りの実増を勝ち取ることができ、ありがとうございました。

 新たな5ヵ年計画の大きな目標として「めざせ、13,000人の組合」を掲げ、2007年1月1日に達成した過去最大組織人員11,716人を直近の目標として組織拡大行動を展開していきましょう』と、挨拶がありました。
 
 続いて、大澤組織拡大推進委員長(副執行委員長)からは「詳しいことは、書記局の担当者が説明します。
 
 みなさんは職人のつながり、横のつながりを大切にした仲間づくりを中心に拡大していただけたらと思います。

 愛知県の組織率はまだまだ低く拡大の余地は十分にあります。ともに頑張りましょう」と話がありました。

 その後、全建総連よりお招きした奈良組織部長から、「仲間の力を集め、強く大きな組合を作ろう」と題し、1.建設産業をめぐる情勢~大きな転換点、2.組織強化~増やせる組合づくり、3.事業所対策と青年子育て層の結集、4.秋の拡大月間を成功させよう、の4項目構成された講演を受けました。

 『組織拡大は「仲間」増やし。拡大運動では、ついつい目標(数字)を追いかけてしまいますが、「仲間」という「宝」を増やすことが目的です。組合加入=「仲間になる」とはいきません。新加入者に組合を理解してもらい、組合員の自覚を持ってもらう取り組みが大事です』等、たいへん前向きで熱の入った講演が繰り広げられました。

 横山執行委員長の総括の後、参加者全員の意思統一として佐々木青年部長による力強い「団結ガンバロー」で、組織拡大出陣式は締めくくられました。

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