全建総連/第54回定期大会【13.11.27】

全国の仲間1,417人が参加

全国53県連・組合から、1,417名の仲間が参加しました
 「組織拡大で建設国保を守り、賃金・単価を引き上げ、若者に魅力ある建設産業をめざそう」をメインスローガンに掲げた、全建総連第54回定期大会が、米子コンベンションセンター(鳥取県米子市末広町)で10月16日(水)~18日(金)の3日間開催され、53県連・組合、1,417名(全建愛知より22名)が参加しました。

 今大会は、台風26号の影響により大幅な公共交通機関の乱れが生じ、議事日程を変更しての開催となりました。

 主催者を代表して全建総連/巻田中央執行委員長から「今年3月に設計労務単価の引き上げが行われたが、今後も賃金運動と社会保険未加入対策を同時に進め、建設産業の再生を行う必要がある」と挨拶がありました。

 次に開催県連・組合の鳥取県連/渡辺会長の挨拶、鳥取県知事はじめ、来賓からの挨拶を受けました。
 
 全建総連/勝野書記長からは「医療保険の一元化に反対し、一層の国保組合の育成強化に取り組むこと。また健保適用除外制度の緩和をはじめとする法人事業所対策を進めていく等の運動方針案が出されました」。

 しかし、現時点では健保適用除外を受けることができる者を現に国保組合の組合員である者と限定し、市町村国保に加入している法人の代表者と従業員は国保組合に加入できないこととになっている。現状ではその域を出ておらず、打開策がないのが実状です。

 前述の理由により、2日目は、初日より延期となった大会成立宣言・経過報告・財政決算・会計監査報告の承認などの議事が行われ、午後より各専門部による分科会に移りました。

青井保財政部長が議長を務めた

分科会議長を務める青井財政部長(右)
 10の分科会のうち、第十分科会(財政部)では、青井保財政部長(中川熱田支部)が議長を務め、分科会の司会進行役を担当し、多くの活発な質疑応答があるなか、的確な議事運営をされました。

拡大し要求実現へ

 最終日の3日目は、各分科会の報告・運動方針案・予算案の採決が行われ、満場一致で承認されました。

 その後、大会スローガン・大会宣言が採択され、最後に団結ガンバローで大会は幕を閉じました。

大会表彰の方々

大会表彰を受けた山田正巳さん(右)・片山正和さん(中)・石島一男さん(左)
 大会表彰では、山田正巳さん(南支部/前執行委員長)・石島一男さん(海部支部/前副執行委員長)・片山正和さん(南支部/前財政部長)が受けました。

 主な役員改選では、中央執行委員長を2期2年務めた巻田幸正氏(東京都連)が退任し、新たに三浦一男中央執行委員長(山形県連)を選出しました。

心を1つに目標に向かおう

 新役員を代表して三浦新中央執行委員長は「我々の前には明るい部分もある一方、社保や消費税など課題も山積している。しかし、組合員みんなが心を一つに目標に向かって取り組むことが必要」と、決意を述べられました。

 また、勝野圭司書記長(再任)、清水謙一書記次長(新任)・田口正俊書記次長(新任)等が選出されました。

 全建愛知からは、中央執行委員として横山貢執行委員長(教育宣伝部所属)・井上大輔書記長(共済福祉部所属)の2名が選出され、新執行部が誕生しました。

 全建総連は、新年度の第54期へ歩み出しました。

 今後の組合運営に、より一層のご理解ご協力をお願いいたします。

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