全建愛知第41回定期大会開催【13.06.25】

299名の方々が集まった

 299名の方々が集まった、全建愛知第41回定期大会
 「増勢に転じて13,000人の組合を目指し、仕事と暮らし、建設国保を守ろう」をメインスローガンに掲げて、6月16日(日)名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)で全建愛知第41回定期大会が開催されました。

 参加は、本部役員62名、代議員123名(内委任5名)、組合員参加27名、主婦の会参加40名、顧問・表彰者3名、来賓22名、書記局員22名の総勢299名。

 新役員では主に、執行委員長を務めた山田正巳氏が退任し、新たに横山貢氏が執行委員長に就任しました。

横山貢氏が新執行委員長 就任

新執行委員長 横山貢
 6月16日、第41回定期大会の決議により選任されました守山支部の横山です。

 至らぬ身でございますが、大任をお受けいたしましたからには、全力を注ぎ、全建愛知の発展に努力する覚悟でございます。
 
 私は、過去執行委員5年、教宣部長6年、計11年、執行委員会に参加させていただきました。

 まだまだ経験不足だと思いますが、今後は全建愛知に課せられた責務を誠心誠意全うする覚悟です。

 どうか組合員さん、書記局員の皆さん、いままで以上のご理解とご協力をいただきますよう、心からお願い申し上げまして、簡単ながら就任のご挨拶とさせていただきます。

主催者挨拶 前執行委員長 山田正巳

前執行委員長 山田正巳
 全建愛知の3月末の組織人員は、10,627名で前年より216名の減少となりました。

 これは、建設労働者が毎年13万人以上減少していることと、会計検査院の指摘により厚生労働省が、全ての国保組合に組合員の資格確認の調査を指示したこと等が影響したものであります。資格調査がなければ、組織人員は増えたのではないかと思います。

 今、建設業界が抱えている大きな問題があります。

 1つは、国土交通省が「社会保険未加入業者を5年間でゼロにする」というものです。

 目的は若い労働者不足を解消するためということで、現実は厚生年金・健康保険・雇用保険の事業主負担に耐えられない零細事業所が未加入事業所の殆どであります。

 そこで、全建総連では「厚生年金・健康保険・雇用保険」の所謂法定福利費の別枠支給を、政界・業界・行政などへ要請しています。

 2つ目は、健康保険の適用除外の問題です。

 既に国保組合に加入している者が、法人化した場合のみ五日以内に手続きすれば認められるという、健康保険適用除外制度を5人以下の法人等については、既組合員でなくても適用除外を認めてほしいという運動も全建総連ではしています。

 3つ目は、マイナンバー法であります。平成27年10月に番号通知を開始し、28年1月から個人番号の利用を開始します。

 個人番号カードは保険証の代わりになることは、現在は考えていないとしていますが、範囲拡大で番号カードが保険証になれば健康保険の一元化となる恐れが懸念されます。  
 
 以上、3つの報告をさせていただきました。

 全建総連の全国の仲間と共に、諸要求実現に向けて皆で頑張りましょう。よろしくお願いします。

全建愛知第41回定期大会

団結ガンバロー
 物故者に黙とうを捧げた後、主催者を代表して山田執行委員長より「組合の税金相談では、仕事が増え所得も上昇傾向にある組合員が増えています。公共工事の設計労務単価も15年ぶりに16%ほど上がり、今後、民間工事の賃金にも良い影響が期待できます」と、挨拶がありました。(一部抜粋)

 続いて、来賓の全建総連勝野圭司書記長・中建国保岩舘高志常務理事・連合愛知土肥和則会長、古川元久衆議院議員はじめ他7名の国会議員等の方々から挨拶をいただきました。

 この1年の主な運動・第40期決算報告・会計監査報告を行い、承認されました。また、「住宅リフォーム助成金制度制定」について質疑応答がありました。

 そして、取り巻く情勢と第41期運動方針案、予算案等提案については4分科会(第1分科会…社会保障対策部・労働対策部・賃金対策部、第2分科会…住宅対策部・技術対策部、第3分科会…共済福祉部・組織部・教育宣伝部、第4分科会…税金対策部・財政部)に分かれ、各専門部の運動方針案について討議を行い、「一斉積立制度」について質疑応答があり全体会議の場で、承認されました。

 その後、各功労者表彰等が行われ、続いて役員改選では山田正巳執行委員長が退任し、新役員が承認され、横山貢執行委員長(新任)、大澤悟・鈴木貴雄副執行委員長(新任)、井上大輔書記長(再任)、大久保有市・中村定明書記次長(再任)が就任し、新役員を代表し、横山新執行委員長から「全建愛知に課せられた責務を誠心誠意全うする覚悟です。

 皆さん、今まで以上のご理解とご協力をお願いいたします」と、決意を述べました。(一部抜粋)
 
 最後に大会スローガン案を採択した後、佐々木青年部長の力強い団結ガンバローで、第41回定期大会は締めくくられました。

本部諸役員

◇本会議議長
 藤田道春さん (一宮支部)
 山田和孝さん (天白支部)

◇議事運営委員
 今井浩雄さん (長久手支部)
 丸山智司さん (名東支部)
 水谷政規さん (港支部)

◇資格審査委員
 松岡義春さん (木曽川支部)
 左右田多加志さん(西尾支部)
 古屋 格さん (昭和支部)

◇第1分科会(社保・労働・賃金)議長
 佐々木隆司さん(岡崎支部)
 村上明櫻さん (中村支部)

◇第2分科会(住宅・技術)議長
 植北比佐夫さん(瑞穂支部)
 古橋由式さん (南支部)

◇第3分科会(共済福祉・組織・教宣)議長
 老松昭博さん (北支部)
 近藤 貴さん (春日井支部)

◇第4分科会(税金・財政)議長
 石原弘康さん (碧海支部)
 磯村一幸さん (旭瀬戸支部)

このページの先頭へ