木登り講習会報告【13.02.22】

高所から無事帰還

ロープを裁き高所から降下する佐野副部長
 2月3日(日)に青年部で学習会「クライミングの技術を応用した高所作業時の安全確保」を青年部幹事8名・講師1名で開催しました。

 早い話が「木登り」です。

 晴天とまではいきませんでしたが、そんなに寒くない良い日でした。

 午前中は基本的なロープワークを使った実践講習、1本のロープとハーネス(安全帯みたいなもの)を頼りに少し急な山の斜面(5~6m)を登り下りを2往復しました。

 簡単に2往復と書きましたが、足元は落ち葉とふかふかの土で踏ん張りが効かないし、ロープはうまく使えないし、わずかな高さなのにすごく苦労しました。

 

説明を真剣な様子で聞く幹事
 午後は、いよいよ木登りの実践です。

 午前中に学んだ事を応用して、実践すると意外と登れました。

 しかし、問題は下りです。

 ロープ1本に命を預け、ふと気づいて下を見ると、さっき教えてもらったばっかりの降下法がすっかり飛んでしまって、降りれなくなってしまいます。

 木の上で、何でこんなに調子に乗ってこんな高くまで登ってしまったんだろう
と後悔しました。

 その後、何とか思い出して無事帰還できました(笑)。

 今回の学習会で、危険な現場環境でもロープ1本と、わずかな装備さえあれば安全を確保できることを学びました。

 大変有意義な学習会になったと思いました。
【佐野貴紀 副部長 記】

このページの先頭へ