東海大地震・東南海地震に備えての講習会
今年の講習会は、台風12号が近づいている中、参加予定者大多数が出席しての開催となった事は、東海大地震への関心の高さが伺えました。
山﨑共済福祉部長の冒頭挨拶に続いて、本日の講習会のテーマについて港消防署予防課の稲垣真也氏から話を聞きました。
最初に、署員が現場に行って撮影してきた東日本大震災の現状をスライドで見て、改めて被災地の悲惨さが伝わりました。
引続き、地震発生の仕組み・東海地震が発生したら・注意情報や警戒宣言はどう伝達されるか・日頃からの対策は等についての説明がありました。
途中実際に、災害用伝言ダイヤル「171」に掛けて、いざと言う時のために貴重な体験もしました。
後半は、復習の意味で体験ビデオを観賞して、第1部を終了しました。
第2部は、自然災害共済と自然災害における自身のケガの保障について、全労済の古川治子氏より説明を受けました。
地震保障(自然災害共済)は、単体のものはなく、火災共済とセットで加入するもの。
そして保障額は、災害時の半分までしか保障されない事。家財も大きな損害になるので是非加入してほしいとの説明を受け、自分の知識以上の情報を得ることができました。
最後に参加者が頂いた、防災グッズ(防災袋)は、今後役に立たない日が続く事を願っています。
【石黒勲生 記】