処遇改善の大きなチャンスに ~建設キャリアアップシステム(CCUS)~【18.06.28】

東海地協説明会を開催

 東海地協の役職員28名が受講
 平成30年5月31日(火)全建愛知会館にて、「建設キャリアアップシステム・東海地協説明会」が開催され、全建愛知の役職員11名、東海地協(岐阜・静岡・三重・愛知建築)から15名の他、中建労2名の計28名が参加しました。

全建総連/松岡CCUS室長
 建設業の現状を踏まえ、全建総連/キャリアアップシステム対策室長の松岡守雄氏より、システムの意義や内容・進捗状況について講義がありました。若い入職者が減り、建設業界全体が先細りしていく中、経験や技能が統一的・客観的に判定・評価されることにより、建設技能者の処遇改善が期待されます。

建設キャリアアップシステムとは

 Construction Career Up System

 技能者の就業履歴や保有資格などを業界統一のルールでシステムに蓄積し、技能者の評価の適正化や処理の改善を図る事を目的とする制度で、今秋からの本格稼働に向け準備が進められています。

 
 技能者がこのシステムを利用するには運営主体である「(一財)建設業振興基金」へ登録申請し、ICカードの交付を受ける必要があります。登録方法は(1)郵送、(2)インターネット、(3)窓口の3種類になります。登録料は、インターネット申請が2,500円、郵送・窓口申請が3,500円となっています。カードの有効期限は10年です。

 インターネット申請が6月13日より始まりました。申請手続きをはじめ制度の詳細や最新情報については「(一財)建設業振興基金」のホームページでご確認ください。

今秋運用を開始予定

 今秋のシステム運用開始を見据え、全建愛知でも9月を目途に登録窓口の設置を予定しています。現場で働く皆さん全員が登録していただくようお願いたします。

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