全建愛知では、一人親方労災保険はもちろん、事業所の労災・雇用保険も手続きができます。ご不明な点について、まずはお気軽にご相談ください。
労災保険Ｑ＆Ａ
Ｑ 労災保険とは、どのような制度ですか？
Ａ 仕事中のケガは原則、健康保険が使えません。そのため仕事中のケガを補償するのが労災保険です。
Ｑ 労災保険に加入するとどのような補償が受けられますか？
Ａ 病院代は原則無料です。仕事を休んだときは休業四日目から休業補償が受けられます。その他、障害補償、遺族補償、葬祭料等の様々な補償が受けられます。
Ｑ 現場で労災保険に加入しろと言われましたが、どうすればいいですか？
Ａ 労災保険は月の途中からでも加入できます。まずは組合へご相談ください。
Ｑ 労災保険への加入手続きはどうすればいいですか？
Ａ 窓口または郵送での手続き、二つの方法があります。
Ｑ 一人親方労災保険だけ入れますか？
Ａ 組合＋一人親方労災保険加入が必要です。組合への加入は必須ですが、健康保険への加入は任意になります。
Ｑ 一人親方労災保険の加入費用はどのくらいかかりますか？
Ａ 初回のみ組合加入金1万5000円、月々の組合費等が4900円（内、組合費…2400円・支部費…500円・積立金…2000円）と、労災保険料です。一人親方労災保険料は、加入月と希望する日額で変わります。
Ｑ お施主さんから、直接工事を頼まれました。労災保険はどのようにすればいいでしょうか？
Ａ 元請工事（下請ではない工事）を行う場合、労災保険に加入しなければなりません。その他にも、分譲住宅メーカーや不動産会社から直接工事を請け負う場合も、元請工事となる場合があります。このような場合は、組合へご相談ください。
雇用保険Ｑ＆Ａ
Ｑ 従業員を雇うことになりました。どのような手続きが必要ですか？
Ａ 雇用保険に加入する必要があります。（場合によっては、他の社会保険関係も手続きが必要です）
Ｑ 雇用保険とは、どのような制度ですか？
Ａ 失業保険というとイメージしやすいと思います。従業員にかける公的な福利厚生制度です。その他に事業主への助成金制度もあります。
Ｑ 雇用保険の手続きは組合で可能ですか？
Ａ 可能です。さらに、出勤簿などの必要な帳簿類もお渡しします。
Ｑ 従業員の雇用保険料はどのように計算するのですか？
Ａ 月々の給与総額に従業員の負担率をかけてください。
Ｑ 雇用保険料が免除されると聞きましたが？
Ａ 従業員が年度当初（4月1日）に満64歳以上であれば、事業主・従業員ともに雇用保険料が免除されます。
Ｑ パート・アルバイトも雇用保険に加入できますか？
Ａ 以下の条件を2つとも満たせば加入できます。
(1)1週間に20時間以上働くこと。
(2)31日以上雇う見込みがあること。
「３６（サブロク）協定」をご存知ですか？
労働者に時間外労働・休日労働をさせる場合、「時間外労働・休日労働に関する協定」（「３６（サブロク）協定」）の締結、届出が必要です。労働基準法第３６条が根拠になっていることから、一般的に「３６（サブロク）協定」という名称で呼ばれています。
労働者に「法定労働時間※１」を超える時間外労働または「法定休日※２」に休日労働をさせる場合、「３６協定」を「労働者の代表※３」と締結し、所轄労働基準監督署に届け出る必要があります。
「３６協定」とは、事業主は、原則として、労働者に対して法定労働時間を超えて労働させてはいけませんが、事業主と労働者の代表との労使協定において、時間外・休日労働について定め、労働基準監督署に届け出た場合には、時間外・休日労働が認められる制度です。
労働者に対し、時間外・休日労働をさせる場合は、３６協定の適正な締結と届出が必要となりますのでご注意ください。
※１ 原則として、1日8時間、週40時間です。
※２ 週に1日または4週に4日与える必要がある休日です。
※３ 労働者の過半数で組織する労働組合、または労働者の過半数を代表する者を指します。
問合 労働保険課までご連絡ください。
