交流と団結をもって組織の拡大に取り組もう ~組織拡大出陣式~【17.09.28】

秋の組織拡大強化月間にむけ団結ガンバロウ
 全建愛知組織部は2017年8月27日(日)に「全建愛知組織拡大出陣式」を名古屋市千種区の浩養園で開催しました。全建総連/奈良統一組織部長をお招きし、27支部から総勢70名が集まりました。出陣式終了後には懇親会も行い、より一層団結力を強めました。

めざせ13,000人の組合

 執行委員長 大澤 悟
 秋の拡大強化月間が、8月末の猛暑の中、名古屋市内各所で「にっぽんど真ん中祭り」が開催される傍らで組織拡大出陣式が開かれ後半の懇親会で運動に勢いをつけていただいてから早1カ月余りが経過しました。

 現場では熱中症対策も一段落の季節を迎え、各支部では拡大行動はもとよりレクリエーション行事や住宅デー、地域のイベント参加などで組合員さん同士の交流や職人仲間が触れ合う機会も増えていることと思います。各行事の中では常に組織拡大の意識を持って、出陣式の講演や支部の活動報告にもあったように地域の特性をとらえて、工夫をしながら仲間を増やすことが重要になってきました。

特に最近は現場のセキュリティー強化に伴って通りすがりの現場訪問が難しくなってきた事もあり、直接各自がかかわった現場の内側からの行動が成果を上げることも少なくありません。将来、組合活動の中心的役割を担ってもらう青年部層組合員の仲間づくりの中で時々、現場での拡大行動報告を耳にすることができるのには期待が持てます。

 組合員数が12,000を超え、当面の目標が近づいてきました。互いに幅広い交流と団結をもって共に頑張りましょう。

強く大きな組合をつくろう

 全建総連/奈良統一組織部長
最高現勢を更新中
 大澤執行委員長の挨拶に続き、杉浦組織部長からの基調報告では、組合員数が今年の1月にこれまでの最高現勢を9年振りに更新し、4月からの5カ月間で315名増加したことが報告され、「愛知県では建設業就業者の労働組合への加入割合は10%未満と全国平均よりも低く、まだまだ組織拡大できる余地は十分にある」と更なる奮起を呼びかけました。

仲間の力を集めよう

 全建総連/奈良組織部長からは「仲間の力を集めて強く大きな組合をつくろう」をテーマに「社会保険未加入対策が今年3月で期限を迎え『建設業の働き方改革』の議論が始まるなど建設産業は大きな変化に直面しています。仲間の請求要求運動を支え、広げることができるのは組合だけ。組合が組織と運動を大きくし、影響力を広げることが建設産業の未来を拓くことにつながる。自主的に『仲間増やしの運動』に取り組める組合作り、事業主や経営者、青年・子育て世代の組合員にいかにして運動に参加してもらうかが重要である」と講演が行われました。

各支部での取り組み
 支部活動報告では小牧支部の赤川支部長より、「地域の商店街イベントや祭りに参加することでイベントパンフレットに『全建愛知小牧支部』の名が載り組織拡大に繋がっている」。旭瀬戸支部の太中副支部長からは、「青年部がレクを企画することにより、若い組合員が多く参加するようになった。道中のビンゴの景品も子供が喜ぶものを選ぶようにしている」。東海支部の宮上支部長からは、「内部拡大として拡大行動とハガキ要請行動を兼ねて組合員宅を訪問、外部拡大として駅でティッシュ配りを行っている」と報告がありました。

目標を持って取り組みを

 最後に近藤組織拡大推進委員長から「青年部層を中心として支部の組合員とともに活動することが組織拡大には重要。全建愛知はこの数年で大きく組織人員を増やしてきた。この勢いで行けば13,000人の組合という目標をクリアすることも難しくない。しっかりとした目標を持った上で拡大行動に取組もう」と総括があり、加藤青年部長による「団結ガンバロウ」で組織拡大出陣式が締めくくられました。

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