ゆっくりと時が流れた
毎年、大好評の主婦の会日帰り見学会で、うっすらと曇がかかった10月18日(金)滋賀県近江八幡の水郷めぐりと国宝彦根城へ行ってきました。
総勢66名(参加者64名・書記局2名)を乗せたバス2台は、朝9時、日本特殊陶業市民会館(旧名古屋市民会館)前を出発し、順調に車を進め近江八幡水郷めぐりの船着き場に到着しました。
6人乗りや8人乗りの和舟に乗船すると、幅三メートル程の水路を抜けると広い入り江の両側に背丈以上あるヨシが風になびき、景色とともにヨシが重なり合う音が風情で都会の幻想から時間を忘れさせます。
また、はっぴをまとった船頭さんが、得意気に民謡を歌い穏やかに流れる水の流れとで情緒のある一時でした。
お腹も空きだした頃、あきんどの里へ移動し、本番の近江牛のすき焼きをいただきました。
とろけるような柔らかい肉に、甘ダレとの相性がピッタリ。赤こんにゃくの糸こんも、ピリ辛で絶品でした。
お昼休憩の時間を使い、皆さん近江八幡の町並みを散策や日牟禮八幡宮へ参拝し、付近のお店でバームクーヘンやお餅を買っていました。
午後からは、彦根市まで足を伸ばし国宝彦根城を見学しました。
城内に入ると、ひこにゃんが陽気に出迎えてくれた後は、険しい石段を登り、さらに城内では梯子を思わせるような急な傾斜の階段を上がりきると、まるでご褒美のように天守閣から琵琶湖が一望できました。
参加者からは「水郷めぐりがとても素晴らしかった。風を感じ、時間が止まったようでした」と話していました。
曇り空の1日でしたが、幸い雨も降ることなく、無事に金山に到着し、参加者の皆さんは両手いっぱいのお土産を持ち家路に着きました。