全建愛知 第40回定期大会開催【12.06.27】

さらなる前進を

317名の方々が集まった、全建愛知第40回定期大会
 「厳しい時こそ力を合わせ 13,000人の組合を目指し、組織拡大、建設不況打開、建設国保を守ろう」をメインスローガンに掲げて、6月24日(日)名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)で全建愛知第40回定期大会が開催されました。
 
 参加は、本部役員61名、代議員134名(内委任2名)、組合員参加32名、主婦の会参加37名、顧問・表彰者1名、来賓26名、書記局員26名の総勢317名。

執行委員長 山田正巳 挨拶

執行委員長 山田正巳
 去年の3月11日に発生した東日本大震災から1年と3ヵ月余り過ぎ、全建総連では被災地の組合や仲間に対する支援活動を行ってきました。

 全国の仲間からの救援募金額は3億5千万円ほどになりました。全建愛知でも本部・支部及び組合員からの寄付金を併せ600万円ほどの支援金・救援物資を出させていただきました。

 また、大規模災害時の応急仮設住宅においては、全建総連を中心に一般社団法人全国木造建設事業協会(通称全木協)を設立し愛知県においても、今年3月16日に災害協定を締結いたしました。万が一の時には地元復興の役割を果たしつつ、地域の仕事確保に繋がると思います。

 次に、国保組合の情勢では、補助制度の見直しにより大変心配されたところですが、夏・冬の全国の仲間1人2枚以上のハガキ要請行動・地元国会議員要請行動・中央総決起大会などの運動により、建設国保の現行補助水準を確保することができました。

 組織対策活動では、718名の新加入者がありましたが、離職・市町村国保への移行など、不況型理由と、後期高齢者への移行などにより925名の脱退者があり、組織維持に対しまして非常に厳しい現況でございます。こんな状況の中、組合未加入建設労働者は、まだまだ沢山います。
 
 今年は設立40周年にあわせ、10月に組合加入金無料キャンペーンを設け、新加入者対策を予定しています。

 次に、中建国保の資格確認調査では、全建総連以外の建設国保の無資格加入者問題に端を発した問題が、医師国保組合に波及し、会計検査院から厚生労働省に要請があり、全ての国保組合に資格確認の調査の指示が出ました。また、特定健診・特定保健指導につきましても、ペナルティーを受けないためにも、受診率・保健指導改善率アップにご協力をお願いします。

 この1年の感謝を申し上げ、引き続き組合活動へのご協力をいただきますよう、お願いいたします。

今こそ仲間との助け合い

団結ガンバロー
 物故者に黙とうを捧げた後、主催者を代表して山田執行委員長より「組織人員維持に対し、非常に厳しい状況ですが、組合未加入建設労働者は、まだまだ沢山います。さらなる組織拡大行動にご協力お願いします」と、挨拶がありました。

 続いて、来賓の全建総連古市書記長・中建国保石田常務理事・連合愛知神野会長、赤松広隆衆院議員はじめ他9名の国会議員等の方々から挨拶をいただきました。

 この1年の主な活動・第39期決算報告・会計監査報告を行い、承認されました。

 そして、取り巻く情勢と第40期運動方針案、予算案等提案については、4分科会(第1分科会…社会保障対策部・労働対策部・賃金対策部、第2分科会…住宅対策部・技術対策部、第3分科会…共済福祉部・組織部・教育宣伝部、第4分科会…税金対策部・財政部)に分かれ、各専門部の運動方針案について討議を行い、全体会議の場で、承認されました。

 その後、各功労者表彰(組織拡大功労者表彰、組合功労者表彰)、支部通信員感謝状贈呈が行われ、続いて役員一部改選の報告があり、石橋信雄(小牧支部)・木賀恵一(小牧支部)・杉浦幹根(碧海支部)・吉田年春(尾北支部)・加藤賢司(長久手支部)、五名の執行委員の追加および交代が承認されました。 

 最後に大会スローガン案を採択した後、杉浦青年部長の力強い団結ガンバローで、第40回定期大会は締めくくられました。

大会諸役員

【本会議議長】
 ・當眞 晃さん (東海支部)
 ・藤田貴久さん (中川熱田支部)

【議事運営委員】
 ・鈴木嘉之さん (尾北支部)
 ・西島健二さん (豊田支部)
 ・松岡義春さん (木曽川支部)

【資格審査委員】
 ・落合富士夫さん(東支部) 
 ・二村孝一さん (守山支部)
 ・安江紀一さん (長久手支部)

【第1分科会(社保・労働・賃金)議長】
 ・赤川幸三さん (小牧支部)
 ・田中定夫さん (西支部)

【第2分科会(住宅・技術)議長】
 ・荻上高利さん (中支部)
 ・浜田利幸さん (津島支部)

【第3分科会(共済福祉・組織・教宣)議長】
 ・大竹一弘さん (千種支部)
 ・山﨑淳司さん (緑支部)

【第4分科会(税金・財政)議長】
 ・岡田茂樹さん (豊橋支部)
 ・堂満秀幸さん (海部支部)

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