青年部幹事さん ご挨拶
かれこれ13年ほど金物屋をやってますが、行く先々の現場にて「金物屋って何する人?」と、よく聞かれます。
時には「金物屋って何屋さん?」って…(金物屋って言ってんじゃん!)言っておきますが鍋や釜、鍬なんかを売っている人とは違いますよ。
この業界の中では、どちらかというと地味で知名度は高くないかもしれませんが、意外と色んな現場に出没しているんです。
一般住宅、マンション、工場、店舗、市役所、お寺、病院や学校とほとんどの建物に金物屋の出番はあるんです。
じゃあ、何をする人?と言われると一言では答えられないくらい色々なことをしています。
例えば、玄関回りの表札、ポスト、新聞受やベランダにある物干、手摺、笠木、エントランスなどにある案内板、掲示板、ピクチャーレール、看板、幕板、ルーバーなどの取り付けや、鉄・ステンレス・アルミの金属工事、時にはアクリルやポリカ、木材だって扱います。
この頃は、「コンクリートに穴をあけたいんだけど道具がないからどうしたらいい?
佐々木君、今どこにいる?」とか、「現場で溶接してほしいところがあるんだけどさあ…溶接機って持ってるよねえ?」などと監督から直接電話があったりもして、「金物屋=何でも屋」という感じになってしまっているような気がしてます。
大工・左官・電気・設備・タイル・鳶・鉄筋・クロス・床・塗装・設計・監督と色んな業種がありますが、マイナーな金物もあるんだということを忘れないでくださいね。
これを期に金物がメジャー昇格となることを祈りつつ、今後ともどうか「金物屋」を宜しくお願い致します!
【佐々木隆司副青年部長 記】