愛知労働局交渉局行う【11.01.25】

仲間の要求実現と制度改善のため

要請書を手渡す上野労働対策部長(右)
 労働対策部では、12月21日(火)、愛知労働局交渉を行い、全建愛知からは上野労対部長はじめ計5名が出席しました。

 今年度の主な要請項目は、建設産業の雇用改善、労災かくし根絶に向けた対策、アスベスト疾患やじん肺などの職業病対策など計6項目について要請しました。

 労働局からは「労災かくし対策は重点課題であり、事業所への是正勧告や司法処分など厳正に対処しています。労災事故の多い建設業に対しては、現場の一斉パトロールを行ったり、事業者団体や工事発注機関に労災かくしを行わないよう指導・啓発しています」などの回答がありました。

 石綿の健康管理手帳保有者の方は、委託医療機関で6ヵ月に1回、無料で健康診断を受診できますが、愛知県内では5つの病院に限られていました。

 そのため、組合では労働局交渉の席で継続して委託医療機関増加の要請をし、平成22年12月から「だいどうクリニック」と「日進おりど病院」が追加され、7つの医療機関で受診できるようになりました。

 労働局交渉は、今回で10回目を迎えました。来年度以降も建設産業の労働環境改善に向けて要請を続けていきます。

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