各支部の役員 大奮闘!拡大に励み仲間を増やす【10.08.24】

苦しい時だからこそ組合が頼りになる

建築現場で職人さんに組合の説明をする植田支部長(左)
 6月20日(日)、全建愛知第38回定期大会の場で、組織拡大功労者表彰が行われ、組織拡大に貢献された7支部が表彰されました。

 そこで、秋の組織拡大強化月間に向け、団体表彰を受賞された、岡崎支部にスポットを当て、どのように組織拡大行動を行ったのか岡崎支部長/植田昭次さんにお話しを伺いました。

岡崎支部とは

岡崎支部長 植田昭次
 支部が設立して、7年になる、まだ新しい支部です。 組合員数は、やっと300人に手の届くところまできました。

 毎月第2木曜日に開催される支部会などでは、各班長さんはじめ青年部・主婦の会など、支部役員総勢15名ほど集まり、皆さんアットホームな雰囲気の中、和気あいあいと楽しく支部の運営をしています。

2回目の表彰

 まさか、私たちが加入達成率1位とは思っていなかったので、驚きの方が大きいです。

 嬉しさよりも、ビックリしました。
 
 結果は、すぐに目に見えるものではありませんが、結果的に少しずつでも新規加入者があれば、私たちの日頃の取り組み方として間違っていなかったのかと認識しました。

 岡崎支部を担ってもらう若手の青年部の皆さん、また私たち組合員の後ろで支えてくれる主婦の会の皆さんの日頃からの地道な活動のお陰で、支部活動と加入者増加の大きな支えになっています。

 支部役員の皆さんが「何とかして組織を増やす」という強い意思があるからだと確信しています。

取り組み方

 年度内2回、秋と冬の組織拡大行動の中、これと言う効果的な活動といっても、なかなか妙案はありません。

 しかし「全建愛知」という言葉と字面を、未加入者の方に覚えてもらうのが1番の有効と考えています。

 そのため、地元情報誌(岡崎ホームニュース)を活用したり、マグネットステッカーを作製しています。また、岡崎市主催の市民祭り(11月)にもブースを出して丸太切りなどを行い、「全建愛知」という組織名を知ってもらうことに努めています。

 組合では多くの事業を扱う中、現場にいる未加入の方には、健康保険と労災保険が同じ組合内で加入することができることや、また手厚い共済制度もあることを強く伝えています。

 以前、組合を紹介し加入してもらった方からも、市町村国保より保険料が安く充実した制度があると、喜んでもらっています。

 現在、人口減少とともに産業構造も変化しつつある中、全国的に組織人員が減少している状況です。

 私たち中小零細の建設業者が自分の体や家族を守るためには、健康保険・労災・共済制度で身の回りの不安要素を取り除く以外にないかと思います。

 苦しい時こそ、頼れる組合と仲間の存在が大きいです。

今後の抱負

 岡崎支部の目標はただ1つです。

 楽しく組合活動を続けることです。
 
 何かの縁で知り合った支部の役員さん同士です。

 その仲間が嬉しい時や苦しい時など、共感できる絆を今後も大切にしていきたいと思っています。

西尾幡豆支部

 西尾幡豆支部長 手島信孝
 「定期大会の際、表彰されたいへん驚いています。西尾幡豆支部の支部員数は、130名ほどで、30支部中でも小さな支部ですが、小さいながらも、まとまりのある支部です。組織拡大行動では、秋に2日間開催される吉良町民祭りに参加し盛大に取り組んでいます。ノボリをたて、パンフレットを会場内にいる建築関係の方々に配布し、未加入者の加入につなげることには、効果的な活動と思っています。また、全国的に組織人員が減ってきていることは、とても深刻な問題です。今、加入している組合員さんに組合の魅力をもっともっと伝え、他の保険よりも心強い制度があることを理解してもらい、脱退防止を更に強化していかなければなりません。普段、現場での会話が大切になってきます」と、手島支部長は話していました。

木曽川支部

 木曽川支部長 松岡義春
 「このような表彰をいただくことは初めてかと思います。光栄です。秋に一度、役員総出で組織拡大行動に取り組んでいます。昔と比べ今は、現場の数も減ってきています。そんな中、ノボリを付けたトラック数台に分かれ、粘り強く碁盤の目のように木曽川町内を回ります。現場で働く未加入者の職人さんに会うと、まず健康保険の償還払い制度を説明します。市町村国保にはない、お得な制度ということを伝えています。私の紹介で組合に加入していただけた方は、健康保険以外にも共済制度が整っていると、喜んでもらっています。また、組織人員が減少していますが、共済制度の充実さを再度伝え、既加入者の脱退を食い止められればと思っています。これからも、役員総出で行う組織拡大行動以外にも、常日頃から現場にいる職人さんに声掛け運動を続けていきます」と、松岡支部長は語っていました。

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