気持ちを1つに逆境を乗り越えよう
令和2年6月21日(日)、全建愛知会館(名古屋市港区)で全建愛知第48回定期大会を開催しました。
本部役員16人、代議員48人(内委任15人)、書記局員5人の総勢69人が参加しました。
大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、会場変更に伴い参加者の縮小及び時間短縮等に努め、感染予防にも配慮しながらの進行となりました。
決意を新たに躍進する
大会スローガン(案)には『組合員の団結と融和で15,000人の組合をめざし、建設国保を守ろう!一人一人が新型コロナウイルス感染拡大を防ぎ、「命」「暮らし」「仕事」を守ろう!』を掲げ、本会議で議論を進めました。
社会保険加入推進・賃金単価引き上げ・法定福利費確保の取り組み、建設キャリアアップシステムの登録促進で処遇改善・担い手確保、15,000人の組合へ向けた取り組み、事業所対策、中央建設国民健康保険組合2020年度事業大綱、組合結成50周年へ向けて、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえた対応・対策に向けての取り組み等を重点項目とした第48期の運動方針案が採択されました。
大会諸役員
◇本会議議長
澤木 伸次さん(中村支部)
岩嵜 岳文さん(中川熱田支部)
◇議事運営委員
安藤 信次さん(中 支 部)
大脇 一悟さん(尾北支部)
松岡 義春さん(木曽川支部)
◇資格審査委員
太田ひとみさん(東 支 部)
足立 勉さん(小牧支部)
安江 紀一さん(長久手支部)
コロナウイルスを封じ込め、元気に前進しよう
日頃は組合活動にご支援、ご協力をいただきありがとうございます。
半年前に輝かしい新年を迎え、東京五輪等を楽しみにしながら穏やかに過ごしていた日常を、突然のように新型コロナウイルスが襲いました。いまだにその影響の渦中にあり、脱することは出来ていません。
今回の定期大会は「三密」を回避し、参加人数を可能な限り絞った内容ではありますが、開催することが出来ました。
巷では特効薬が未完成の中で、ホームワークが主流となった分野も見られますが、現場という土俵の上で仕事をする私たち建築職人は、一部の打合せや書類のやり取りなどを除いては、外へ出ないわけにもいきません。大手ゼネコンやパワービルダーの中には、現場内や近隣での感染者発生に伴い、発注者の理解を得て予防的にも、現場を閉鎖した事例もあります。私たちの町場の現場では、せいぜいマスクを着用したり、入場者のシフトに配慮しながら、感染予防に務めて作業をするのが現状となっています。
又、各種企業の業績に支障が出て、設備投資の減速で現場が止まったり、着工が中止になったという話も聞かれます。経済基盤の脆弱な小規模、零細の事業者や一人親方の多い私たちは、条件に該当すれば速やかに、まず5月に始まった公的助成の「持続化給付金」等の申請をしたいところです。既に受給した仲間もいると耳にしました。
中建国保でもコロナ感染者や、それに伴う休業を強いられた組合員への保険料減免処置、傷病手当金の支給を実施する予定です。また、今年度は通常の集団健康診断を中止し、「個人健診」と「巡回健診」等で対応することになりました。
組合活動では、郵送による保険証交換会に始まり、全国会議や本部、支部の会合も文書やメール、さらにはWebを使った会議が主流になってきました。この苦境を逆手に取れば、IT化推進のきっかけになるのかも知れません。既に始まっている、来年度の国保補助金確保のための、はがき要請行動にも、運動方法の工夫と苦労の話も聞いています。そんな中ではありますが、組織人員は順調に増勢を維持しています。今後のコロナの影響も心配ですが、それを上回る組織拡大行動に力を入れたいと思います。
季節は既に盛夏の中で、例年通りの現場の熱中症対策や風水害、さらには全国各地で増えている、地震への警戒も怠ることは出来ません。こんな時こそ、仲間との交流と団結を大切に、元気で明るい組合にしていきたいと思いますので、引き続きのご協力をお願いいたします。共に頑張りましょう。