国保予算 2020年度予算案閣議決定【20.01.28】

2020年度政府予算案 閣議決定

 昨年11月20日、全国の仲間が集まり中央総決起大会が行われました(東京・日比谷公園大音楽堂)
 政府は昨年12月20日(金)、2020(令和2)年度予算案を閣議決定しました。

 一般会計総額は、102兆6,580億円と2019年度当初予算比で1兆2,016億円増と過去最大となりました。

 高齢化などで社会保障費が5.1%増、10月の消費税率引き上げの効果が通年で生じるため、税収は当初予算で最大となる63兆5,130億円と見込んでいます。
 
 歳出の3割を超える社会保障費は当初予算で最大の35兆8,608億円で、19年度当初から1兆7,302億円増となりました。

 国保組合関係予算の総額は、2,739.7億円(2019年度当初予算比136億5千万円減)となりました。

また、一人当たり医療費の伸びは、診療報酬・薬価改定の影響が懸念される中、前年度予算比3.6%増を見込み、定率補助見直し最終年度の激変緩和や所得調査の影響の打開に向けて適正な数字を含んだ予算額の確保を築くことができました。

現行補助水準維持の見通しはできている

 一文字一文字に願いが込められたハガキ
 厚生労働省は予算の特徴について、(1)国保組合の被保険者数を0.7%減(概算要求時1.2%減)の2,694,000人と積算したこと、(2)医療費の伸びでは、診療報酬・薬価改定の影響も抑え3.6%増(概算要求時4.1%増)と見込み、一人当たり医療費を215,620円(前年比7,580円増)と積算。

 定率補助および調整補助金について、定率補助見直しや所得調査の影響もありますが、被保険者一人当たりの現行補助水準維持の見通しはできていると説明しています。

地道な運動の成果

 全建愛知の組合員と家族をはじめ全国の仲間による夏と秋のハガキ要請行動や予算要求中央総決起大会、国会議員への要請等、地元及び中央に対して継続的に「建設国保の現行補助水準確保」を求める運動を進めてきました。

 こうした運動の結果が、国保組合の現行補助水準につながりました。

 改めて感謝申し上げます。

 今後も、全国の仲間と共に予算要求運動に全力で取り組んでいきますので、引き続きご協力お願いいたします。

2020年度国保組合関係予算(案)

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