決意を新たに力を合わせよう
全建愛知は令和元年6月15日(土)、名古屋国際会議場/白鳥ホール等(名古屋市熱田区)で全建愛知第47回定期大会を開催しました。
本部役員54人、代議員153人(内委任10人)、組合員参加26人、主婦の会参加42人、顧問2人、来賓46人、書記局員23人の総勢346人が参加しました。
更なる前進を目指して
大会スローガンには「組合員の団結と融和で13,000人を突破し、仕事と暮らし、建設国保を守ろう」を掲げ、本会議と分科会で討論を進めました。
社会保険加入推進・法定福利費確保、建設キャリアアップシステムの取り組みで処遇改善・担い手確保、働き方改革・外国人労働者受け入れ拡大、13,000人の組合早期達成に向けての取り組みを重点項目とした第四十七期の運動方針案が採択されました。
大会諸役員
◇本会議議長
中島 弘道さん(豊田支部)
北原 康博さん(守山支部)
◇議事運営委員
小境 康照さん(春日井支部)
矢幡 拓司さん(西尾支部)
西原 進浩さん(北支部)
◇資格審査委員
古屋 格さん(昭和支部)
彦山 栄治さん(名東支部)
河野 弘貴さん(東海支部)
◇第一分科会議長
〈社保・労働〉
祖父江力三さん(天白支部)
石原 一さん(一宮支部)
◇第二分科会議長
〈賃金・住宅・技術〉
伊里 彰人さん(旭瀬戸支部)
川島 秀志さん(緑支部)
◇第三分科会議長
〈共済・組織・教宣〉
宮脇 修治さん(豊橋支部)
服部 信治さん(瑞穂支部)
◇第四分科会議長
〈税金・財政〉
三浦 隆弘さん(南支部)
米本 勝敏さん(西支部)
執行委員長 大澤 悟 仲間の交流と団結を図り、明るい組合へ
日頃は組合活動にご支援、ご協力をいただきありがとうございます。
元号が令和となり、20年来掲げてきた組織拡大スローガン「目指せ13,000人の組合」あとわずかで現実になろうとしています。これも仲間の皆さんが一丸となって組織拡大行動に取り組んできた成果であると感謝いたします。
仕事を取り巻く情勢では、既に今年の四月から「働き方関連法」が順次施行され、建設業については5年の猶予があるものの、今までのように、職人の世界で一般的だった段取りや天候などに左右される働き方が通用しなくなる時代が迫っています。早目に正しい知識を身に着けて準備をすることが必要です。
さらに現場の人手不足の面では、今春から施行された改正入管法に伴い、外国人労働者の増加も予想され、適切に対応しなければなりません。私たちの仲間の中にも適用除外事業所を中心に外国籍の組合員も増えてきました。
職人の処遇の改善と環境整備を目的に始まった「建設キャリアアップシステム」も、各職種に応じた能力評価の制度が整備されようとしています。組合でも登録受付の窓口を開設していますので、早期の申請をしましょう。
社会保障については、既に建設国保の来年度予算確保の運動が始まっており、ハガキによる要請行動を手初めに、6月26日には北支部の皆さんと東京での中央行動にも参加します。
一方で、国は思惑通りに進まないマイナンバーカードの普及対策として、すべての医療保険証をカードに載せることに加えて、医療機関での保険証不正使用防止を名目に、顔認証システムの導入などさまざまな提案を出してきました。市町村窓口で発行されるカードに建設国保を普通に載せることが出来るのかなどを含めて、医療保険が一元化されないよう警戒しなければなりません。
今秋予定されている消費増税は、国政選挙の絡みや、景気回復指数の鈍化により延期の噂もありますが、クレジットカード、電子マネーの普及推進と合わせて我々の仕事に身近な住宅工事関連のポイント制度なども講じるとしています。一時的な消費対策に振り回されることなく、夏の国政選挙では、我々の側に立って行動していただく推薦候補者を応援していきましょう。
これからも各種活動や行事を通して、仲間の交流と団結を図り、明るい組合にしていきたいと思いますので、引き続きの積極的参加をお願いいたします。共に頑張りましょう。