めざせ13,000人の組合
全建愛知組織部は8月26日(日)に「組織拡大出陣式」を全建愛知会館で開催しました。全建総連/森隆組織部長をお招きし、29支部から総勢55名が集まりました。出陣式終了後には「活動家育成学習会」も行い、ハガキ要請行動の重要性と健康保険のメリットを再確認し、より一層団結力を高めました。
組織拡大運動は常日頃から
今年も、8月末に開催された組織拡大出陣式で秋の拡大強化月間がスタートしてから1カ月余りが経過し、組織人員も順調に最高現勢を更新しています。
組織拡大の運動は、強化月間のように特別な期間に気勢をあげて取り組むことも大切ですが、常日頃から現場で出会う職人仲間に声をかけたり、各地域で行われるイベントや支部レクレーションで仲良くなった組合員同士でも知人の中に未加入の職人がいないか、勧誘できないか等と情報を共有することが重要だと思います。
幸い愛知県下の建設労働組合の中で最大の組合員数を要し、全建総連傘下の組合でも組合員の平均年齢が一番若いことを誇る私たちの組合です。組合員数が12,500を超え、当面の目標値が近づいてきましたが、若い組合員層を先頭に、約半数の割合の壮年高齢の仲間も今一度奮起して、互いに幅広い交流と団結をもって共に頑張りましょう。
建設産業の未来をひらけ
大澤執行委員長の挨拶に続き、杉浦組織部長からの基調報告では、「昨年9年振りに最高現勢を更新し、その後も多くの仲間による組織拡大行動により、今年4月から8月までの5カ月間で24支部が組合員数を増やし、12,500人を超えた」と報告されました。秋の組織拡大強化月間に向けて「意識向上」「強い決意」とともに「本部と支部」「支部と支部」の団結力をより一層強靭にしようと更なる奮起を呼びかけました。
全建総連/森組織部長からは「仲間のつながり強める行動ひろげ、さらに組合を強く大きくしよう」をテーマに、「建設キャリアアップシステムや働き方改革に実効性をもたせるとともに、仲間の請求・要求運動を実現していくために、組合が組織と運動を大きくし影響力を広げることが建設産業の未来をひらくことにつながる。『仲間との対話』を旺盛に進めながら組合員を対象にした訪問と、法人事業所への働きかけ行動を柱とし、青年・子育て世代の参加を意識した関係強化が重要課題である」と講演が行われました。
活動家育成学習会では、中建国保・健康保険の特徴とハガキ要請行動について学びました。償還金、傷病手当金、健康診断、インフルエンザ予防接種、保養施設利用など安心が充実の保障制度です。ハガキ要請行動では、補助金の確保の為に自分達の思いを直接「手書き」で訴える事が必要です。
最後に近藤組織拡大推進委員長から、「目標にしてきた『めざせ13,000人の組合』も達成できる所まで来ている。新たに大きな目標に向けて拡大行動に取り組もう」と総括があり、加藤青年部長による「団結ガンバロウ」で組織拡大出陣式が締めくくられました。
【下平敏一組織部員】