交流を図り明るい組合に
全建愛知は平成30年6月17日(日)、名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)で全建愛知第46回定期大会を開催しました。本部役員51名、代議員152名(内委任1名)、組合員参加36名、主婦の会参加42名、顧問2名、来賓40名、書記局員24名の総勢347名が参加しました。
大会スローガンには『めざせ13,000人!組合員の団結と融和で組織拡大運動を成功させ、仕事と暮らし、建設国保を守ろう』を掲げ、本会議と分科会で討論をすすめました。社会保険加入促進・法定福利確保、組織拡大、建設キャリアアップシステムによる処遇改善・担い手確保を重点項目とした第46期の運動方針が採択されました。
めざせ!13,000人の組合
日頃は組合活動にご支援、ご協力をいただきありがとうございます。
前期は組合結成45周年を経て、全建総連主催の全国青年技能競技大会の地元開催や、名古屋城天守閣木造復元への地元職人雇用要請など、例年とは違った行動も展開しました。組織人員も最高現勢を更新中で、拡大スローガンとして掲げてきた「めざせ!13,000人の組合」まで、あと一歩の状況になってきました。すべての仲間の皆さんが一丸となって組織拡大運動に取り組んできた成果であると感謝いたします。
私たちを取り巻く情勢は現場の人手不足が叫ばれる中、今年から職人の人材育成と経験に応じた処遇を受けられる環境を整備するための一助として、「建設キャリアアップシステム」の登録がスタートし、組合でも登録窓口設置の準備を進めています。これによって建設職人の地位の向上と公契約条例制定運動と合わせた賃金確保に発展することも期待されます。
社会保障の環境では、今年の4月から、市町村国保の財政運営が都道府県単位に統合されて運用されています。市によっては保険料が最終的には一割以上アップされる算定も出ており、他の建設国保の中にも大幅な保険料値上げを強いられている組合もある中、幸いにして私たちの組合は、積立金の取り崩しや若手組合員の増加に支えられて、今のところ値上げせずに踏みとどまっています。
しかしマイナンバーカードに一部の医療保険証を載せる国のスケジュールが公表され、我々の建設国保が医療保険一元化への波に巻き込まれることのないよう、運動の強化を継続しなくてはなりません。すでに来年度の補助金予算確保に向けた運動は、夏のハガキ要請行動や地元国会議員への要請行動などが予定され、7月5日には千種支部の皆さんと共に東京での中央行動にも参加します。
予定される消費増税の時期が迫る中、最後まで反対の意思を表明しつつ、施行されてしまった場合の仕事の駆け込み需要の対策と、そのあとの落ち込みや、空き家の増加に伴う景気の減速に巻き込まれないよう、備えも必要になってきます。
これからも各種活動や行事を通して、仲間の交流と団結を図り明るい組合にしていきたいと思いますので、引き続き皆さんの積極的なご参加をお願いいたします。
大会諸役員
◇本会議議長
奥村 衛さん (木曽川支部)
伊藤 勝彦さん (碧海支部)
◇議事運営委員
佐藤 翼さん (緑支部)
向井 稔さん (東支部)
伊藤 哲男さん (長久手支部)
◇資格審査委員
澤木 伸次さん (中村支部)
石田 利夫さん (尾北支部)
植田 昭次さん (岡崎支部)
◇第1分科会議長〈社保・労働〉
小西 正勝さん (中支部)
河野 弘貴さん (東海支部)
◇第2分科会議長〈賃金・住宅・技術〉
足立 勉さん (小牧支部)
丹羽 則文さん (千種支部)
◇第3分科会議長〈共済・組織・教宣〉
三浦 雅彦さん (津島支部)
岡本 良行さん (港支部)
◇第4分科会議長〈税金・財政〉
加藤 正さん (中川熱田支部)
後藤 啓二さん (海部支部)