モノ作りの楽しさ 伝える
今年もあいち技能プラザ2015が10月31日(土)、11月1日(日)の2日間、名古屋市千種区の吹上ホールで開催されました。
今年は大小28本の釘と14個の木材を使いミニ椅子を作りました。2日目は、あまりにも人気のため1家族1個に限定しましたが、整理券をもらうための長蛇の列ができていました。その結果、当初予定していた80個を大きく上回る95個が子どもたちの手によって作製されました。
子どもたちは、皆真剣な眼差しで椅子作りに取り組み、2日間で2個作りに来た女の子や、「大きくなったら大工さんになるんだ」と言う少年、毎年このイベントを楽しみにしている子どもらが技術対策部員から金槌の使い方の指導を受けていました。釘打ち後はやすりを丁寧にかけ、最後に全建愛知の焼き印を押して完成です。
子ども達への指導や、作業がしやすいように下穴を開けるなど大忙しな2日間でしたが、多くの子どもたちがモノ作りの楽しさを実感し、興味を持ってくれたと思います。この中から将来の建設職人が1人でも誕生してくれたら嬉しいです。
【長谷川技術対策部長 記】