おめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
平成26年の幕開けに際し、新年の挨拶を申し上げます。
日頃は、全建愛知の活動に対しご理解とご協力を賜りありがとうございます。
特定秘密保護法案 強行採決
国政に於いて、昨年12月に特定秘密保護法案が与党により、強行採決されました。
その中で早々と党幹部より「秘密法案絶叫デモはテロ」と批判した報道がありました。
これに対し多くの学者、文化人等より廃案を求める声も上がり、今後の動向が注目されます。
また、毎年2回行われている全建総連の予算要求中央総決起大会にも影響が出るかと不安も感じられます。
各種諸要求実現へ
本年も昨年に引き続き、建設国保(中建国保)に対する国庫補助の育成・強化、と現行補助水準を確保するための要求。
建築物の耐震、改修工事に積極的参加、住宅リフォーム工事支援獲得要求。
社会保険未加入対策等、諸要求実現に向け、組合員の生活と社会的地位向上がはかれるように行動を行っていきます。
仲間を増やそう
全建総連第54回定期大会では「組織拡大で建設国保を守り、賃金・単価を引き上げ、若者に魅力ある建設産業をめざそう」のスローガンが採択されました。
秘密保護法案が成立したことも、やはり「数の力」を見せつけられました。
組織拡大には「守り」(脱退防止)を固め、「攻め」(加入促進)に転じた組織拡大をはかるよう、組合の長所(メリット)を学習会等で再確認し、組合員であるという誇りを持ち「組合員、1人が1人」をモットーに紹介していただき、大きな成果を期待しましょう。
若者に魅力ある環境へ
2014年4月からの消費税率引き上げが決定されたことにより建設産業も他業種と同様、駆け込み工事が増し仕事量が多くなっています。
しかしながら賃金がアップしたという話は聞こえて来ません。
「一旦下がった賃金は簡単には上がらない」「食べるためには仕方ない」「自分自身でこのシステムにしてしまった」「こんな仕事は子供にはさせたくない」という職人さんを見ていると「親の背中を見て子は育つ」という古い言葉を思い出します。
この気持が子供に伝わるのではないか。
今後とも、若者が魅力を感じる職場になるよう、賃金・労働環境問題に取り組み、技術・技能・資格の取得等の情報をより提供していきます。
手厚い傷病手当金へ
本年4月より中建国保の償還金と傷病手当金の制度が変わります。
国は、償還金など被保険者の一部負担金に対して基準額を超える給付を行っている国保組合に対して、平成26年度から国庫補助金の一部を交付しないことを決定しました。
このことにより償還金の支給基準を引き上げざるを得なくなりましたが、皆さんの生活を守るために傷病手当金の内容を充実させます。
書記局はこれまで以上の意識向上・改革をはかり、皆さんのサービスに努めていきます。
それでは、この1年、組合員、組合員のご家族のご健勝とご活躍を祈念し、私の新年の挨拶とさせていただきます。
平成26年元旦