予算確保へ奮闘を【11.10.24】

2012年度 概算要求

 各省庁が財務省に対し、来年度の概算要求を提出するのは、毎年8月31日となっています。

 しかし今年は東日本大震災による補正予算等の関係で、9月30日とされていました。

 厚生労働省が財務省に9月30日に提出した国保組合の2012年度概算要求が明らかになりました。 

 国保組合に対する補助金の概算要求での総額は3,264億3千万円で前年度より13億円増となっています。所得の高い国保組合の定率補助削減等の「国保組合の補助見直し」については、国保法改正案が2012年1月以降の通常国会に出されるため、法改正を見込まない概算要求になっています。

 これは夏以降に取り組んできた、ハガキ要請行動・地元国会議員要請行動・中央行動等により私たちの国保組合への現行補助水準確保を目指した運動の成果です。

 しかし年末の予算編成過程で、定率や調整補助金(普調+特調)、政策的経費一律10%削減の対象である高額医療費共同事業補助金、特定健診・保健指導補助金等に厳しい切り込みが予想されています。

 こうした不透明な情勢の中で、私たちは現行補助水準を確保するためだけでなく、国保組合制度の理解を深めてもらうため、地元国会議員要請行動はしっかり取り組むことが必要です。

ご奮闘に敬意を表します

 概算要求での積算段階ですが、従来どおりの要求がされたことは重要なことであり、全国の組合員によるハガキ要請行動や地元国会議員への要請行動が大きな力となったといえます。

 組合員の皆さんのご奮闘に敬意を表します。

 

現行補助水準確保

 概算要求に向けた行動では、全国の仲間から1,349,375枚のハガキが投函されました。

 今回のハガキ要請行動は、取り組み期間が短いですが、建設国保に対する現行補助水準確保に向け、組合員が一丸となり全力で励んでいきましょう。

「国保組合に対する補助金確保ハガキ」の書き方見本

 (1)私は愛知県で(2)建築大工をしています。
 建設国保は命と健康を守る大切な制度です。
 私たち建設国保への補助金は、現行水準を確保してください。

 (3)名古屋市港区九番町四-一-十
  全建 太郎

(1)ご家族の皆さんは、健康保険に加入している組合員本人との続柄を記入してください。
 ※「私の夫」、「私の父」、「私の兄弟、孫」など。

(2)必ず、組合員本人の職種を記入してください。職種については、建築という文字を頭に付けて、「建築○○」という表現にしてください。
 ※ご家族の皆さんは、自分の職種を記入しないように注意してください。

(3)ハガキの文面を書いた方の「住所と氏名」を記入してください。

※必ず手書きでお願いします。コピー・印刷・パソコン作成は全て不可となります。
 組合で一斉投函するため、このハガキは必ず所属支部へ提出してください。

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