現行補助水準確保
2024年度政府予算は3月28日に可決・成立しました。国保組合の予算総額は団塊世代の後期高齢者医療制度への移行による被保険者減と所得調査結果による定率・普通調整補助金の減額が大きく影響し、2649億4000万円となりました。ただ、予算を積算する一人当たり医療費の伸びを直近の伸び率で見積らせ、現行補助水準確保の見通しを築くことができました。加えて、特定健診・特定保健指導補助金、高額医療費共同事業補助金を増額確保できたことは予算要求の運動の成果です。
大変重要な運動
私たちが加入している中建国保は、組合員の皆さんが支払う保険料と、国からの補助金で成り立っています。
ハガキ要請行動は、中建国保に加入している皆さんによる直接行動であり、国保組合に対する補助金確保をするために大変重要な運動です。政府が進める全世代型社会保障制度改革の中で、次元の異なる少子化対策の財源確保、診療・介護・障害福祉報酬の同時改定で、社会保障費の徹底した歳出改革の中で、現行補助水準の確保という成果を築いた大きな要因は、全建愛知の組合員及びご家族の皆さんに取り組んでいただいた5万6102枚(夏/2万7755枚、秋/2万8347枚)、全国では247万9074枚(夏/123万9748枚、秋/123万9326枚)の投函となった、一人ひとりの仲間が参加するハガキ要請行動等の到達によるものです。
必ず手書きでお願いします
厚生労働省では、皆さんにお書きいただいた全ての要請ハガキに目を通しています。印刷やコピー、要請書としてふさわしくない内容、建設業と関わりのない職種が記載されているハガキは全建総連に返されています。要請ハガキは、必ず手書きでお願いします。また、要請ハガキは組合でまとめて投函しますので、直接ポストへ入れずに支部の役員へお渡しください。
「国保組合に対する補助金確保ハガキ」の書き方見本
(1) ご家族の皆さんは、健康保険に加入している組合員本人との続柄を記入してください。「私の夫」、「私の父」、「私の息子、兄弟、孫」など。
(2) 必ず、組合員本人の職種を記入してください。※ご家族の皆さんは、自分の職業を記入しないように注意してください。
(3) ハガキの文面を書いた方の「住所と氏名」を記入してください。
※ 必ず手書きでお願いします。コピー・印刷・パソコン作成は全て不可となります。
組合で一斉投函するため、このハガキは必ず所属支部へ提出してください。