重くても大丈夫、1億円なら
1月17日(火)、名古屋市中区にある日本銀行名古屋支店にて主婦の会幹事21名と書記1名で講習会に参加しました。窓口には客が全く並んでいません。日銀は政府と銀行の銀行であり、一般の個人や会社と取引がないため来る人が限られているからですね。その代わり至る所に警備員がおり、厳重な雰囲気に少し緊張気味です。
講習内容は、支店の実際の業務の様子を見学し、日銀の機能やお金の歴史・偽造防止技術等を学びます。
お札の偽造防止技術は、すかし技術はもちろんパールインキや目の不自由な人のための凸凹インキ、マイクロ文字など様々な工夫がされています。参加者はこすったりブラックライトを当てたり、ルーペを覗いたり、しっかり自分の財布の中に偽札はないか真剣に確認をしていました。
もっとも盛り上がったのは1億円の重さ体験でした。1億円に見立てた10キロの束をひとりずつ交代で「人生最初で最後だわ」と言いながらじっくり抱きしめていました。
今日の日本は災害も多いため、緊急時の対応や現金の引出方法など関心事は尽きず、参加者からは積極的な質問がされ、終了時間は予定を超えていました。帰りに傷んだお札を細かく裁断したものをいただきました。この一部は住宅用建材などにもリサイクルされるようです。お札の住宅なんて贅沢すぎですね。
【岩月書記】