2016年度予算案閣議決定
政府は昨年12月24日、2016年度政府予算案を閣議決定しました。
一般会計総額は96兆7218億円と過去最大に達し、その内、社会保障費予算は31兆9738億円と医療・年金等の自然増の要因を含め前年度1.4%増となりました。
現行補助水準確保の見通し
2016年度国保組合関係予算の総額は、2943億8000万円と前年度予算より61億4000万円減となりました。その要因として、医療制度改革関連法の成立による定率補助の見直し(全建総連関係国保組合は従来どおり)、被保険者数の減少、診療報酬のマイナス改定の影響によるものです。一方、自然増を含む一人当たりの医療費は当初の概算要求時を上回る伸びを見込み、現行補助水準は確保される見通しとなりました。また、特別調整補助金(保険者機能分)におけるガン対策費補助を補助要件として付け加えることができました。
仲間の声が届いた
2016年度についても現行補助水準を確保できたのは、全建愛知の組合員と家族をはじめ、全国の仲間による夏と冬のハガキ要請行動や予算要求中央総決起大会、国会議員への要請など、地元及び中央に対して継続的に運動を進めてきた成果です。改めて感謝申し上げます。
今後も、全国の仲間と共に予算要求運動に全力で取り組んでいきますので、ご協力お願いいたします。
2016年度国保組合関係予算案
◎療養給付費等補助金
・定率補助
1862.6億円(前年度比▲63.0億円)
・調整補助金(普通+特別)
1009.1億円(前年度比 +1.5億円)
◎出産育児一時金補助金
20.8億円(前年度比 +0.3億円)
◎高額医療費共同事業補助金
22.2億円(前年度比 ±0.0億円)
◎事務費負担金
23.6億円(前年度比 +0.1億円)
◎特定健診・保健指導補助金
5.5億円(前年度比 ▲0.3億円)
合 計
2943.8億円(前年度比▲61.4億円)
※項目毎に四捨五入しています