42名の腕利き職人、晴れの舞台に輝く ~名古屋市技能功労者・優秀技能者表彰式~【15.12.24】

42名の腕利き職人、晴れの舞台に輝く ~名古屋市技能功労者・優秀技能者表彰式~

河村市長より表彰を受ける松元さん
 秋も終わりというのにコートいらずの11月23日・勤労感謝の日。紅葉もまだまだの鶴舞公園内に構える名古屋市公会堂で「平成27年度名古屋市技能功労者表彰式」が行われました。この表彰は、名古屋市在住で同一職種を30年以上続けられ60才以上の現役技能者の方が対象で毎年勤労感謝の日に行われています。

 全建愛知からも、毎年多くの方々が表彰されており、今年は40名の組合員が組合推薦として表彰されました。職種ごとに表彰が行われ、その代表者が壇上で河村市長より賞状と記念品を受け取ります。

 表彰式の後は、4階のホールで祝賀会が催され、ご一緒に参加された奥さまやご友人たちと食事や会話を楽しみ、長年の労をねぎらい晴れの日を称え合いました。

 建築大工職を代表して登壇された名東支部の松元政美さん(63歳)は、「私のような未熟者が表彰していただき恥ずかしい思いです。この家業一筋にこの年までやってきた事だけが自慢です。今の時代は、会社からは口を出すなと言われ、若い職人もお客さんも可哀想です。お施主さんと大工が直で仕事をし、色々と相談をしていいところ悪いところを知ってもらって家を建てていくのが1番です。そういう時代になればなあと思います。それでも私よりもうんと稼いでいる弟子もいて、そのことはうれしい限りです。この表彰を励みに、体が動く限りはものづくりに携わっていきます。最後にこれまでやってこられたのは、仲間や家族に恵まれたおかげと感謝しております。ありがとうございました」と、話していただけました。

 また、同会場で名古屋市技能職団体連合会(名技連)主催の「平成27年度名古屋市優秀技能者表彰式」も行われ、青壮年層(30~55才)で特に優秀な技能者の方が表彰され、全建愛知からも2名の若手の方が表彰されました。

 受賞された皆さん、おめでとうございます。今後もお仕事にお励みください。

このページの先頭へ