名古屋市技能功労者・優秀技能者表彰式【14.12.22】

51名の腕利き職人、晴れの舞台に輝く

建築大工を代表して表彰される丹羽文秀さん
 街路樹の木々も色付きはじめ、肌寒くなってきた11月23日・勤労感謝の日、名古屋市公会堂(名古屋市昭和区鶴舞)で「平成26年度名古屋市技能功労者表彰式」が行われました。

 この表彰は、名古屋市在住で同一職種を30年以上続けられ60歳以上の現役技能者の方が対象で毎年勤労感謝の日に行われています。

 全建愛知からも、毎年多くの方々が表彰されており、今年は49名の組合員が組合推薦として表彰されました。

 職種ごとに表彰が行われ、その代表者が壇上で、市長より賞状と記念品を受け取りました。

 表彰式の後は、祝賀会が催され、多くの方がご夫婦で参加し、長年の労をねぎらいながら、食事や会話を楽しみ、晴れの舞台を喜び合いました。

 建築大工職を代表して登壇された、千種支部の丹羽文秀さん(60歳)は「表彰していただき大変嬉しく思っています。建設業を営む家庭に生まれ、建設現場を遊び場に育ちました。大学卒業後、正式に父のもとで大工としての技能を身につけ、38年続けてきました。私たち建設職人は何もないところに、形あるものを作り上げ、後世に残していくことができます。そのことは自慢でもあり、責任ある仕事であると常に考えております。この表彰を励みに、これからも体が動く限りものづくりに携わっていきたいです。これまでやってこられたのは、職人の仲間や地域の皆さん、そして家族に支えられたおかげと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」と、話していただけました。

 また、同会場で名古屋市技能職団体連合会(名技連)主催の優秀技能者表彰式も行われ、青壮年層で特に優秀な技能者の方が表彰され、全建愛知からも2名の若手の方が表彰されました。

 受賞された皆さん、おめでとうございます。今後もお仕事にお励みください。

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