優秀施工者国土交通大臣顕彰・愛知県優秀技能者表彰
10月10日(金)、東京メルパルクホールで、『平成26年度優秀施工者国土交通大臣顕彰式典』が開催されました。
今年度は全国389人の方が顕彰を受け、中小建設業住宅センター(全建総連)から石島一男さん(全建愛知/海部支部)を含む5人が顕彰されました。
優秀施工者国土交通大臣顕彰は、「建設マスター」と呼ばれ、現場の第一線で「ものづくり」に直接従事している方の中から、特に優秀な技能・技術を持ち、さらに後進の指導・育成等に多大な貢献をしている建設技能者の方を対象として、平成4年度より実施されており、本年度で第23回目を迎えています。
そして翌11月7日(金)、今度は愛知県庁講堂で『平成26年度愛知県優秀技能者表彰式』が開催され、石島さんをはじめ各職種より100名の愛知県優秀技能者が、大村知事より受賞されました。
受賞者は、「あいちの名工」と称され、この道一筋に日々研鑚に励まれ、優れた技能を習得された現役技能者の中から選考された方々です。昭和42年の制度創設以来の受賞者は、4,286名となり、全建愛知からは5人目の快挙となります。
どちらも優秀な技能者を表彰することにより、技能者に対する社会一般の認識を高めるとともに、技能者の社会的地位及び技能水準の向上を図っていくことを目的とし、審査委員会の厳しい審議を経て選ばれます。
この2つの大きな栄誉をどちらも受賞されたのは全建愛知では石島さんが初めてとなります。今期立て続けに受賞された石島さんに喜びの声をいただきました。
「もともと大好きなものづくりと趣味の茶道と華道から、数寄屋造りなどの建築に非常に関心を持っていました。材料にこだわり、息子にもプレカットに頼るな、墨つけてやれる人間になれと在来工法にこだわってきました。己がつくった建築物には常に百点満点をつけられるものでなくてはいけない。誰が見ても完璧なものを意識してやってきました。そして何よりこれまでやってこられたのは、組合や組合を通じて支えてもらった仲間のおかげだと思います。これからは組合と仲間に何らかの形で恩返しをしていきたいと思います。皆さん本当にありがとうございました」
石島さんのこれからのご活躍を今後も応援していきます。