名古屋市技能功労者・優秀技能者表彰式【13.12.24】

58名の腕利き職人、晴れの舞台に輝く

 街路樹の木々もすっかり色付いた11月23日・勤労感謝の日、名古屋市公会堂(名古屋市昭和区鶴舞)で「平成25年度名古屋市技能功労者表彰式」が行われました。

 この表彰は、名古屋市在住で同一職種を30年以上続けられ60歳以上の現役技能者の方が対象で勤労感謝の日に行われています。

 全建愛知からも、毎年多くの方々が表彰されており、今年は56名の組合員が組合推薦として表彰されました。

 各職種ごとに表彰が行われ、その代表者が壇上で、河村市長より賞状と記念品を受け取りました。

 表彰式の後は、祝賀会が催され、多くの方がご夫婦で参加し、長年の労をねぎらいながら、食事や会話を楽しまれ、晴れの舞台を喜び合いました。

表彰された方々(124KB)

昭和支部の堀喜夫さん

市長から表彰を受ける堀さん(右)
 塗装工職を代表して登壇された、昭和支部の堀喜夫さん(63歳)は「立派に表彰をしていただけ光栄です。兄が塗装工を手掛けていたのをきっかけに、48年塗装工職人として励んできました。私を支えてくれた妻には大変感謝しています。この表彰は私にとって、あくまでも通過地点です。これからも体が動くまで現場で汗を流していきたいです」と、話していました。

緑支部の川島秀志さん

登壇し表彰を受ける川島さん(右)
 建築士職を代表して登壇された、緑支部の川島秀志さん(65歳)は「表彰していただけ嬉しく思っています。家作りのデザインを手掛けたいと思い高校卒業後、設計事務所に勤めながら夜間大学に通い、一級建築士の試験に一発合格しました。この道47年、振り返るとお施主さん・職人さん、そして家族に恵まれました。これからも、私たちの技術と伝統を絶やすことなく、生涯ものづくりに携わっていきたいです」と、語っていました。
 

 また、同会場で名技連(名古屋市技能職団体連合会)主催の優秀技能者表彰式も行われ、青壮年層で特に優秀な技能者の方が表彰され、全建愛知からも2名の方が表彰されました。
 
 受賞された皆さん、おめでとうございました。

 今後もお仕事にお励みください。

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