全建総連第53回定期大会報告【12.11.29】

拡大して組織強く

全国53県連・組合から、1,343人の仲間が参加しました
 メインスローガン「組織を拡大・強化し、仕事とくらし、建設国保、平和を守ろう」を掲げた、全建総連第53回定期大会は、沖縄県宜野湾市「沖縄コンベンションセンター」で、10月10日(水)~12日(金)の3日間開催され、53県連・組合から1,343人が参加(全建愛知から19人)しました。

 冒頭、主催者を代表して、巻田中央執行委員長から「2012年6月の組織人員は、建設不況の長期化と組合員の高齢化、国保資格厳格化などの影響で、62万211人に後退しました。しかし、1年間の新加入者が6年ぶりに前年を上回り、脱退者が5年ぶりに前年を下回り、39の県連・組合が前年の拡大率を上回るなど、貴重な成果をあげました」と、挨拶があり定期大会は幕を開けました。

 来賓として、赤松広隆議員(民主党建設労働議員懇談会会長)は、「建設国保への補助金は、全国的にハガキ要請・集会・請願で少なくともここ数年、ほぼ要求通りの満額確保ができています。しかし、今年もそう簡単な話ではありません。概算要求額が満額確保できるよう、私たちと共に皆様も頑張ってください」と、挨拶しました。

 大会では本会議・分科会と3日に及び、「建設国保の育成強化、アスベスト、公契約運動」を中心として、活発な討議が繰り広げられました。

 1・3日目の本会議では主に、古市書記長・安元財政部長が52年度経過・財政決算の報告をし、参加した代議員の承認を受け、次に53年度運動方針・一般会計予算を討議・採決しました。

 2日目は10の分科会に分かれ議案をもとに活発な討議が行われ、3日目の本会議は、「拡大で組織強化・建設国保の現行補助水準をめざす」を主として一層強めることを確認しました。

 その後、大会スローガン・大会宣言が採択され、最後に団結ガンバローで大会は幕を閉じました。

 なお、3日目には功労者表彰があり田口隆道賃金対策部長(全建愛知)が表彰されました。

 大会宣言では、丹羽宣言起草委員長(全建愛知副執行委員長)から「建設産業の未来を我々の手で切りひらき、平和で民主的な社会を築き、建築職人の生活と権利を守るためさらに奮闘していくことを宣言する」と、力強い提案があり、拍手で承認を得ました。

 主な役員改選では、5期5年務めた古市良洋書記長が退任し、新たに勝野圭司書記長を選任しました。

 また、巻田幸正中央執行委員長(再任)・大江拓実書記次長(再任)・林裕司書記次長(再任)等が選出されました。

 全建愛知からは、中央執行委員として山田正巳執行委員長(社会保障対策部所属)・井上大輔書記長(共済福祉部所属)の2名が選出され、新執行部が誕生しました。

 全建総連は、新年度の第53期へ歩み出しました。

 今後の組合運営に、より一層のご理解ご協力をお願いいたします。

功労者表彰を受ける田口賃対部長(左)
 なお、3日目には功労者表彰があり田口隆道賃金対策部長(全建愛知)が表彰されました。

宣言起草委員長を務める丹羽副執行委員長
 大会宣言では、丹羽宣言起草委員長(全建愛知副執行委員長)から「建設産業の未来を我々の手で切りひらき、平和で民主的な社会を築き、建築職人の生活と権利を守るためさらに奮闘していくことを宣言する」と、力強い提案があり、拍手で承認を得ました。

 主な役員改選では、5期5年務めた古市良洋書記長が退任し、新たに勝野圭司書記長を選任しました。

 また、巻田幸正中央執行委員長(再任)・大江拓実書記次長(再任)・林裕司書記次長(再任)等が選出されました。

 全建愛知からは、中央執行委員として山田正巳執行委員長(社会保障対策部所属)・井上大輔書記長(共済福祉部所属)の2名が選出され、新執行部が誕生しました。

 全建総連は、新年度の第53期へ歩み出しました。

 今後の組合運営に、より一層のご理解ご協力をお願いいたします。

このページの先頭へ