厚生年金基金制度に関する報道【12.10.02】

私たち「国民」年金基金とは関係ありません

 今年2月に業務停止命令が出された投資運用会社「AIJ投資顧問」について、企業年金の運用をめぐり、ずさんな運用実態等が明らかにされてきたところであります。

 この間、全国建設技能者国民年金基金では加入者へ『「AIをめぐる不祥事に関しては、マスコミ等で「国民年金基金はAI」投資顧問の被害には、一切遭っていない」と報道されており、(1)今回の事件とは無関係であること (2)AIJ投資顧問への運用委託は一切していない等』をお知らせしてまいりました。

 そのAIJの不祥事に端を発し、企業年金の運用実態等を踏まえ、厚生労働省は、厚生年金基金制度の見直しの検討に着手、9月末からマスコミ報道等で大きく取り扱われているところです。

 今回、厚生労働省が見直しの検討に着手しようとしているのは、(1)「厚生」年金基金であること、(2)具体的には、その厚生年金基金による厚生年金(本体の運用等)の「代行」部分の廃止を検討するという問題で、(3)もとより、私たち「国民」年金基金とは関係がありません。

 ご加入者の皆様には、制度そのものの違いにご留意をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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