厳しい時こそ仲間と力を合わせよう
6月24日(日)、全建愛知第40回定期大会の場で、組織拡大功労者表彰が行われ、組織拡大に貢献した5支部が表彰されました。
そこで、秋の組織拡大強化月間に向け、団体表彰を受賞された、中支部にスポットを当て、どのように組織拡大行動を行ったのか中支部長/野田眞次さん(建築塗装工・56歳)にお話しを伺いました。
中支部とは
繁華街が建ち並ぶ地域に中支部はあり、支部員107名(7月1日現在)が所属する少数の支部ですが、9名の役員にまとまりがあります。
また、年間通じて春・秋の2回の支部レクなど支部員同士の交流にも力を入れ、少数の支部ながら明るく元気に活気のある支部です。
初めての表彰
まさか、この様な名誉ある賞をいただけ、また全支部から350名ほどが参加しました定期大会の場で山田執行委員長より直々に表彰していただけるとは役員全員が驚くばかりでした。
今、あの賞状は私の自宅に飾っています。
取り組み方
特に、この取り組みをしたから増員できた。とは、言えませんが、支部で年に2回春・秋の組織拡大行動と、自主的に活動しているのみです。
支部で取り組む組織拡大行動では、建築現場に出向き職人さんに声を掛けても、まず手を止めて聞いてくれる人はいません。ましてや、セールスや何かの勧誘かと思われ、相手にしてもらえません。
時には怒鳴られたり、無視されたりは、当然です。
しかし、それぐらいのことであきらめないことが大切なんです。粘り強く・コツコツと地道な活動が結果を招くのです。
拡大グッズの1つにタオルがありますが、このタオルが職人さんに非常に喜ばれています。
タオルを現場廻りに有効に活用し、快く職人さんに話を聞いてもらえる1つの手法かと思います。
支部の活動以外にも、個人的な活動は毎日やってます。
仕事用の車に、道具と一緒に組合パンフレットを積み、建築現場に行くところ行くところへ、出会う職人さんへ渡しています。
償還払い制度・加入金無料
職人さんに、まず勧めるのが償還払い制度です。
大きな魅力ですし、1番のセールスポイントだと思い、真っ先に伝えています。
制度を知らない職人さんは、皆さん驚きますし関心を持ちます。
市町村国保にはない、中建国保独自の制度ですから、断然お得ですし、万が一のときの安心と心強い制度です。
償還払い制度を知らない職人さんが、まだまだいます。いい制度をドンドン伝えていくのが、私たちの使命だと思います。
それと同時に10月から1ヵ月間、加入金無料キャンペーンも後押しの1つです。通常15,000円かかるのが、この間無料になるとは、嬉しいことです。
私が組合に加入した当時、両目を悪くしました。
しかし、この中建国保に助けられ病院代もほとんどかかりませんでした。あれから、15年すっかり良くなり元気に建築現場で励んでいます。
今では、あのとき健康保険にお世話になったことの恩返しと思い、組織拡大行動をしています。
今後の抱負
いいことばかりではありません。
建築現場へ訪問しても、なかなか話を聞いてもらえないことが多く、気持ちもめげがちになってしまいますが、地道な活動が必ず、結果として表れます。
それを信じて、今後もひたむきに活動していきます。