断熱は、なくてはならないもの
9月9日（金）全建愛知会館で省エネルギー木造住宅の建て方及び断熱施工講習会が行われ、参加者は組合員と他団体の皆さんを加え、44名で満席でした。
旭硝子ファイバーの馬場康雄さんよりDVDを交えた施工サイドにたったわかりやすい講義でした。
断熱は省エネ住宅、長期優良住宅になくてはならないものであり、参加者も設計サイド・施工サイド等多くの方々が参加され、関心の高いものであると実感しました。
理論だけを数式のみで述べる講義が多い中、施工の姿を交えた内容でとっつきやすく、断熱材と防湿材の必要性、各部位ごとに具体的な施工性について現場での問題点の対処方法などもお教えいただきました。
施工者にとって、なぜこういう施工が必要なのか、また、設計者にとって数値の指示だけでなく、現場での対処法を具体的に勘所をお教えいただき、早速明日から現場で対応できる内容でした。
講義では一般名が使われ、製品名が明記されていないため現場での対応が心配されますが、各メーカーのデータを集約した、全建総連の長期優良住宅マニュアル省エネ編を参考にされるといいでしょう。
【尾崎武寛 記】
