濱口順也さん
9月12日(日)~14日(火)の3日間、全建総連第26回全国青年技能競技大会が北海道札幌市の北海道立総合体育センター「きたえーる」にて35県連・組合80名の参加(大会初となる女性選手2名同時参加)が開催されました。
全建愛知からは、豊田支部の濱口順也さん(35歳/大工)と、西支部の小出和正さん(34歳/大工)の2名が出場しました。
大会への参加に向け、3名の講師のもとで課題である「四方転び踏み台」の講習を受け、繰り返し練習に励んできました。
小出和正さん
1日目の開会式・課題説明を経て、2日目いよいよ競技が開始しました。
広い会場一面に80名の選手が、一斉に作業に取り掛かる様は壮観です。
原寸図の制作から部材の木削り・墨付け・加工仕上げ・組立の一連の作業を六時間という限られた時間の中でこなさなければならず、選手たちの緊迫感が見ている側にも伝わってきました。
昨年の経験もあり、両選手とも落ち着いて競技に臨み、周りの雰囲気に流されず集中して取り組めた様子でした。
3日目には、表彰式・閉会式が行われ濱口さん、小出さん共に奨励賞を受賞しました。
35歳までの若者が技術や伝統を受け継いでいける、この大会に出場することに大きな意義があります。
技術・技能の習得のみならず、他県連・組合の選手との交流もはかることができ、得るものの多い大会でした。
35歳以下の組合員の皆さん、是非参加を検討してみてください。