石綿関連疾患検査面接指導実施【10.02.23】

有識者による面接指導

X線写真を読影しながら、面接指導を受ける組合員(右)
 平成21年7月から8月に集団健康診断を受診され、石綿関連疾患検査を希望された1,299名中44名の方と、過去の面接指導欠席者30名の方が、今回の面接指導の対象となりました。

 この内、12名の方が、1月24日(日)に全建愛知会館で、愛教大/久永教授、愛知医大/柴田教授による面接指導に出席されました。

 面接指導では、出席者の既往歴・職歴の聞き取りと、健康診断等で撮影されたX線写真の読影から、石綿によるばく露の有無を確認し、その結果、CT撮影による詳しい検査(2次検査)、または経過観察の判定を行い、今後の健康管理について指導しました。

 今回の面接指導の結果は、3名の方が経過観察、9名の方がCT撮影による詳しい検査(2次検査)が必要と判定されました。

 要面接判断された方、そしてこれまでの面接指導を欠席された方を対象に、今後も面接指導を実施する予定です。

 ぜひ、この機会に指導をお受けください。

聞き取り調査をする有識者(右)
 なお、有識者による胸部X線写真の読影により異常のなかった方には、結果のご案内はいたしません。ご承知おきください。

 石綿関連疾患検査につきましては、一度検査を受けられ所見がなければ、次回より検査をする必要はないというわけではありません。

 胸部の状態は、変化する可能性も十分考えれますので、毎年検査を受けていただくようお願いいたします。

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