国保組合特別助成 282.1億円満額確保【10.01.26】

来年度予算 閣議決定

昨年11月19日に全国から6,057人の仲間が集結した中央総決起大会
 来年度(2010年度)の政府予算案が12月25日(金)閣議決定され、国保組合への特別助成は、282億1千万円(前年度比6千万円増)で3年連続の満額確保となりました。

 また、特定健診・特定保健指導補助金は概算要求時より、5千万円減額の15億5千万円となりました。

 国保組合を取り巻く情勢は、年々厳しさを増している中、全国の仲間の奮闘で勝ち取った大きな成果であります。

3年連続「満額」勝ち取る

 今回の予算要求闘争は、今までとは違った政治状況下で、まさに手探り状態での取り組みとなりました。

 自公の前政権がつくった概算要求の見直しと再提出、事業仕分けによる歳出の徹底した見直し、朝日新聞による国保組合の補助金等に関する報道など、国保組合の特別助成への風当たりが例年とは全く違ったものがありました。

 同時に予算編成が政治主導に移ったことや、与党民主党が陳情や要請を一元的に受け付けるといったこともあり、試行錯誤の中の予算要求行動となりました。

 こうした中、3年連続満額確保という大きな成果を勝ち取ることができました。

 その背景には、全国の仲間による夏の厚生労働省・冬の財務省と厚生労働省で296万枚を超えるハガキ要請行動(うち全建愛知/48,192枚)や、地元選出の国会議員への要請行動、また予算要求生活危機突破中央総決起大会、東西予算要求行動、さらに年末の中央闘争委員会行動の結果によるものです。

 その中でも、皆さん一人ひとりの切実な思いが込められた手書きによるハガキ要請行動が力となり、大きな結果を得ることができました。

 組合員の皆さんのご奮闘、そして関係議員の方々のご支援に、心より敬意を表します。

 今後も、全建愛知は全建総連とともに諸要求実現に向け各運動の手を緩めることなく、全力で闘っていきます。

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